はたらく魔王さま! (9) (電撃文庫)

戻って来ましたエンテ・イスラ。今巻はがらりと大きく変わった環境の状況整理でまるまる使った感じでしたね。日本での魔王との暮らしを経て、遊佐や鈴乃の世界の見方が大きく変わり、正義と悪という固定観念は少なくともこの子たちの中からは消えたのであろうと感じました。良い人間・悪い人間、良い悪魔・悪い悪魔、悪い天使と良い天使（？）、そしてイェソド、それぞれの思惑が錯綜しながら物語はどう展開していくのか。10巻が楽しみでしょうがないです。／今回、鈴乃がかわいすぎた。そうなのか？そうだったのか！？