2014年5月21日水曜日

タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))

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いや面白かった。話の構成は"車のやつ"にかなり似ていたが時間跳躍の理論が違うだけでこれまた全然違う物語が顔を見せるものだなと感心した。論理的に考えながら楽しむことができてかつテンポも良く上下巻でさっくりと終わる、名作と言われないわけがないわけだ。個人的にはリープが発生した根本原因が解明されていないところが少し残念だと感じたが、それは未来のDr.若松の研究成果に期待しよう。さて、"ラベンダーのやつ"と"猫のやつ"も読んでみましょうかね。