あいかわらず吉冨先生は世界観の構築と滲み出るエロスの表現がうまいと思う地球の放課後1巻。世界にファントムという人間を取り込む(?)謎の生物(?)が現れ、人間のほとんどが消されてしまい、少なくとも観測範囲内では男一人女三人の計四人しか残っていない世界でサバイバルをするSF物語。サバイバルではあるが、雰囲気はのんびりとしていて切羽詰るような演出はとても少なく、安心して読むことができる。いったいファントムとはなんなのか?なぜ人類は消されたのか?時を越えた家との関係性は?そしてハーレムの行方は?続きが楽しみだ。
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